意外と知らない?

2021年02月15日


「え、でもあれ所得制限ありますよね?」


今日だけで2度この話題がでました。


特定不妊治療費助成金の話です。


2022年度から、不妊治療を保険適応にする動きがニュースでも流れていると思います。

それに先駆けて今年の1月からは、特定不妊治療費助成金の額と使用できる回数も増えています。

それプラス所得制限の撤廃。


我が家にはテレビが無いですが、妊活関連のニュースはちょこちょこオンラインで見ているので、妊活している方はほとんどがこのニュースを知っているだろうと思っていました。


それがこう立て続けに助成金の拡充を知らない方が続くと、これは勿体ない話だなぁと思うわけです。


情報収集はテレビ?雑誌?ネットニュース?

ニュースを聞いててもそのタイミングには助成金以外の話題のことが多いでしょう。

世の中にニュースが溢れている以上、それぞれに入ってくる情報の量や質は違いますね。


それ以外に、今回感じたのはニュースの受け取り手である私たちの感覚による情報の選別です。


例えば私が婚活をしようと婚活パーティーを探していたとします。(たとえばの話です)

そこで、なんかバチェラーの女性版みたいなやつみたいな、すごく魅力的なパーティーがあったとします。


ですがそのパーティーには参加資格として年収5千万以上が必要な訳です。

もちろん私は速攻で諦めます。

そして今後もう一度そのパーティーについて検索することはないでしょう。


それが次の年に、そのパーティーの参加資格の年収制限が無しになったとします。

テレビでも取り上げられて、SNSでも話題に上がったりして、知っている人は知っているのです。


ですが私はそのパーティーについて調べる気を1年前に喪失しているのでその情報に気がつかない、

もしくは情報がSNSとかでポンッと流れてきても、送り主だけ見て自分には参加資格が無いからと気にも留めないのです。


これと同じことが、この助成金のニュースでも起こっている訳です。


過去に助成金について調べて「あ、私は貰えないんだ」と思った人が、改めて助成金について調べることはほとんど無いと思います。


いまニュースで報道されているからといっても、その情報がタイムリーに流れて来るとも限りません。

そして時間が経つとともに報道の頻度は減っていくでしょう。


そうなると、ますますその情報に気がつくことなく、せっかくのチャンスを逃してしまうことになります。


お節介だと思われたり、「いや、知ってるし」みたいな反応をされるかもしれなくても、今後も自分の周りの人に、私の知っていることは伝え続けていかなきゃなぁと思う次第です。


がんばろ。