タイムリーな年賀状

2022年01月02日

あけましておめでとうございます。


どのようなお正月を過ごしていますか?


私はひとまず実家に帰って、元旦は心ゆくまでダラダラしました。

今日も日が暮れるこの時間までダラダラしています。


年々、年賀状を出さずにLINEで済ませたり、音信不通になる人が増えて、

(音信不通になっているのは私の方か…)

今年の年賀状は両手で足りる程度しか送っていません。


そんな、実家まで年賀状は来ませんわ、と余裕をかまして過ごしていた元旦。

1枚だけ私宛の年賀状が届いていました。


鍼灸の専門学校時代にアルバイトをしていた鍼灸整骨院の先生からです。

昨年、先一昨年には来ていなかったので、

先生もそろそろ忘れた頃かと思い、今回から出すのをやめたところでした。


割と人付き合いが苦手な引きこもりですが、

それでも送って頂けることは嬉しいので、

直接届けに行った方が早いんじゃないかと偽装計画を妄想しながら

大慌てでメッセージを書き込みました。


年賀状を目にした5分後にはポストに投函したので、

きっと許して頂けることでしょう。


先生のくださった年賀状には、


「来し方、唯今、行く末 全てに感謝」


と書いてありました。


なんだかタイムリーなメッセージだなーと思いながら、

今までのこと、これからのことについてちょっと考えてみました。


これまでの自分が今の自分の後押しをしてくれているし


そのおかげで今の自分は自分史上最大に成長しているし

(引きこもりでも怠け者でも、一応過去1なのです)


だから今後もその延長線上には常にアップデートされた自分がいる


という気がしています。


自分に起きた全てのことが、いまの自分を作っていると思うと、

そこに関わってきた人や出来事に感謝したいな


と自然と思える時もあります。


泣き崩れて、頭を床に打ち付けながら苦しんだ夜もあったけど、

それでも今は感謝の気持ちが湧いてくるのは、

それでもどうにか過ごしてきた自分がいるからだなーと今なら思えます。


その渦中は、そんな風に思えるとは考えもしませんでしたが。


過去と比べて、状況は何も変わっていないと肩を落とす時もあると思います。

それでも振り返ってみれば、確かに以前と違う場所にいると気づく時が、いずれ来ると私は思います。


これまで頑張ってきた自分を最大限認めて、これからもそんな自分を信頼できたら、

案外悪い結果にはならないんじゃないかと思います。


だからもし、望む未来が見えなくて不安な時は、今まで過ごしてきた自分を振り返ってみてください。


過去の自分も、未来の自分も、今の自分に寄り添っているのが少し感じられるかもしれません。